「……これ、かっこいい。」
軍服姿のご主人様の写真。
正直何百回も見た。
なぜかって。
軍服姿のご主人様が一番かっこいいから。
「何でこんなにかっこよく見えるんだろう…。」
これは、実際に見てみたい……。
ーブーッブーッ(バイブレーション)
あ、ちょうどご主人様から電話だ…
「はーい。」
「なおたん。あいしてるー♡」
「へへっ、わたしも!」
いきなり愛してるは甘すぎますご主人様。
ま、これがご主人様の通常運転なのだが。
「ねね、僕が軍隊終わったら、何したい??」
「え、急に。」
何したいって……
「なおたん??」
「あ、いや、あの……」
「なにしたいの??」
「えっと、、」
「んー?」
言ってしまうのか、言ってしまえば……
確実に……
変態認定されてしまう。
だけど……
「軍服着たご主人様と……したいです……」
「え、」
「………」
あぁっ、ごめんなさい!
今の忘れ……っ
「なおたん……」
「はい……」
「ほんとにえっちな子だね?」
だって、だってぇ……
「軍人に無理やりされたいだなんて…」
あの…無理やりは言ってないです。
「はぁ、いいよ?分隊長様、無理やり犯してくださいって言ってね…」
「分隊長様………」
「僕より階級が下の女の子を犯すなんて…えっちだね…はぁ……」
なんか妄想が付いていけないところまだ行ってるんですけど。
階級が下の女の子…?
まさかのわたしも軍人設定…?
「はぁ、僕のおもちゃがこんなに可愛い妄想してたなんて…。絶対してあげるからね。」
「あ、ありがとう…ございます?」
「なんか興奮してきちゃった。どうしよう。」
「え、いや、あの……」
「責任とって?僕のおもちゃ。」
「え、ええ……」
「はぁ、早く脱いで?」
あのあの、だめです!
このあと興奮しすぎたご主人様の命令を一晩中きかされたのはまた別の話で……。
fin.